コーチなのに【IT部門目線】で語った動画でセッションの感想を使い倒すための準備

こんにちは、ライフコーチのぞのです。

「もっと提供できることがある…」

そう感じながら、コーチとして活動を始めてから、早くも7年が経過しました。
これまでに、様々なクライアントの方々と出会い、貴重な経験を積ませていただきました。
しかし、正直なところ、まだ定期的にクライアントを獲得できているとは言えません。
ちゃんと集客活動をしていないことが原因ですけど(汗)

毎月、安定してセッションを提供できるよう、自身のブランディングを確立し、
集客を安定化させていく必要性を強く感じています。

そのような現状を打破するため、私は今、ある試みに挑戦しています。
それは、セッションを受けていただいた方々に、後日インタビューをさせていただくというものです。

なぜ、このような試みを始めたのか。

それは、私自身のコーチングを外部にアピールする上で、実際にセッションを受けた方がどのように感じたのか、
その率直な声を記録として残し、お客様にご覧いただくことが、何よりも信頼につながると考えたからです。

幸いなことに、この提案に快く応じてくださる方が多く、インタビュー動画を撮影させていただくことができました。

インタビュー動画の可能性と課題

動画の最大のメリットは、お客様の生の声、感情、表情を伝えられる点です。これはコーチングの質を伝える上で非常に重要です。

インタビュー動画は、ブログやLPなど多岐にわたり活用でき、信頼性向上に役立ちます。

しかし、動画には「見ない人もいる」という課題があります。
動画を視聴するにはそれなりの時間がかかるからです。確かに私もよく2倍速で聞きます。それでも長いと感じることがあります。

情報収集スタイルは人それぞれで、動画、音声、文字など好みは異なります。動画はインパクトがあるものの、音声や文字を重視する人には届きにくい可能性があります。これではメッセージを広く深く届けることができません。

なぜ「文字情報」が重要なのか?

そこで私が注目したのは、やはり「文字情報」です。
特に、スマートフォンが普及した現代においては、文字情報に触れる時間は非常に長くなっています。
YouTubeで動画ばかり見ている人もいますが、コーチングに興味を持つような人は、どちらかというと文字情報もしっかりと読んでいる人が多いのではないかと推測しています。

私自身も、文字情報に興味のある人に向けて、メルマガを発行したり、ブログを書いたりしています。
文字情報を活用したアウトプットは、コーチングを必要としている人に、より深くアプローチするために、欠かせないものだと考えています。

実は、セッション後にアンケートを書いてもらうツールも持っています。しかし、そこで得られる感想は、どうしても簡素なものになりがちです。「楽しかった」「よかった」といった一言で終わってしまうことが多く、具体的な感想や改善点を聞き出すのは、なかなか難しいのが現状です。

一方、インタビューでは、目の前で直接お話を伺うことができるので、さまざまなことを語ってくれます。もちろん、ネガティブなことは言いづらい部分もあるかもしれませんが、ポジティブなフィードバックをたくさんいただけるのは、非常にありがたいことです。

そこで、私は
「このインタビュー動画を、より多くの人に届けられる形にできないか?そして、そこから得られた情報を、コーチとしての成長に活かせないか?」と考えました。その鍵は生成AIでした。

生成AIとの出会い:ITマネージャーとしての経験がもたらした期待

私が生成AIに興味を持ったのは、長年ITマネージャーとして働いてきた経験があったからです。常に新しい技術に触れてきた中で、生成AIの可能性に強く惹かれました。

「これは、コーチングにも応用できるかもしれない」

そう思った瞬間から、私の探究心が爆発しました。
しかし、私の特性上、どうしてもスキルに走ってしまうところがあり、最初は「プロンプトをどう書けば、AIをうまく使えるのか?」「AIだけでブログを書き切ってしまうにはどうすればいいのか?」といった、技術的な側面にばかり目が行ってしまいました。
木を見て森を見ず状態です(汗)
まるで、AIという沼にはまってしまったようでした。

今思えば、コーチングという本質からだいぶ離れてしまっていたのかもしれません。ITの可能性の方に魅せられていました。

なので、ここからはIT部門の人の視点のコメントになっていると思ってください。そして反省も・・・

試行錯誤の道のり:音声データの壁

動画のテキスト化は生成AIが出てきた当初から試行錯誤していました。
当初は音声データだけを切り出して、音声データをテキスト化してくれるサービスを利用していました。
しかし、これらのサービスには、時間制限があって使い勝手が悪かったです。
大体1時間程度の音声データまでしか対応しておらず、月間のスクリプト時間も300分程度と限られていました。
300分は長いように感じるかもしれませんが、私の手数を考えると、すぐに上限に達してしまう時間です。
しかも、無料で利用しようとしていたので、なおさら厳しい状況でした。

そんな中で、救世主となったのが、Googleでした。
Google AI Studioで提供されているGeminiを使わせてもらうことで、高性能なやり取りができるようになり、ようやくテキスト化の道が開けたのです。
Googleの技術力には、本当に驚かされます。

生成AIの落とし穴:あなたもハマっていませんか?

もしかしたら、あなたも私と同じように、生成AIという新しい技術に夢中になって、コーチとしての活動がおろそかになってしまっているかもしれません。
新しいツールに飛びつくのは良いことですが、目的を見失ってしまっては、本末転倒です。

AIは、あくまでもコーチングをサポートするツールであり、コーチングの本質を代替えするものではありません。
AIの可能性を追求しながらも、コーチとしての軸をしっかりと持ち続けることが大切だと思います。

と言いながらIT目線の話がまた続く(汗)

文字起こし〜タイムライン削除という壁、そして解決へ

私が生成AIを活用するために、どうしても乗り越えなければならなかった壁。それは、YouTubeの文字起こし機能で生成されたテキストデータに、タイムラインが挿入されているという問題でした。

このタイムラインが残ったままでは、生成AIが内容をうまく理解できず、精度が下がってしまうことがわかりました。
特に複雑な質問をすると、途中で止まってしまったり、的外れな回答が返ってくることがあったのです。

そこで、私は「何とかして、このタイムラインを削除できないか」と考えました。
最初は、生成AI(ChatGPT)に、タイムライン部分を削除してもらうように指示しました。
すると、AIは指示通りにタイムラインを削除してくれ、テキストデータとして出力してくれました。

ファイルをいくつか処理してみたところ、AIの処理能力の高さに驚き、「さすがAI!」と、内心ガッツポーズでした。

しかし、問題はすぐに発覚しました。
3時間を超えるような長い動画のスクリプトを処理すると、テキストデータが途中で途切れてしまっていたのです。
最後の文章が「ありがとうございました」のような終わり方になるはずなのに、途中でブチっと切れている状態でした。

タイムラインは確かに削除されていますが、すべての文章に対して処理できていないことが判明しました。

テキストデータの重要性

このタイムラインを削除したテキストデータは、私にとって非常に重要なものです。
なぜなら、このデータを生成AIに読み込ませることで、インタビューの内容を多角的に分析し、自己成長につなげることができるからです。

例えば、インタビューの中で、私のコーチングのどのような点が素晴らしいと感じてもらえたのか、どのような影響を与えられたのか、あるいは、改善すべき点はどこか、といったことを、AIに質問することができます。

AIが必ずしも正しい答えを返してくれるとは限りませんが、さまざまな角度からの意見を聞くことができることで、私自身のコーチとしての成長を加速させることができます。
まさに、自分自身のコーチングを「メタ認知」するような体験です。

だからこそ、私は、このテキストデータを、何としてでも完璧な状態にしたかったのです。

目次

シンプルな解決策

試行錯誤の末にたどり着いた解決策は、意外なほどシンプルなものでした。

それは、テキストエディターの「検索」と「置換」機能を使うという方法です。

具体的には、以下の手順で行います。

  1. YouTubeで書き出したスクリプトをテキストエディターに貼り付ける。
  2. エディターの検索機能で、タイムライン部分(例: 00:00:00)を検索する。
  3. 置換機能で、検索したタイムライン部分を空欄に置き換える。

たったこれだけの操作で、タイムラインがすべて削除された、きれいなテキストデータが完成します。
この方法を試した時、「なぜ、もっと早く気づかなかったんだろう」と、少し拍子抜けしたほどでした。

この解決策によって、私は、インタビュー動画から得た貴重な情報を、生成AIを最大限に活用して、コーチとしての成長につなげることができるようになりました。
まさに、宝の山を掘り当てたような気分です。

テキストデータをAIで分析

タイムラインを削除したテキストデータを、生成AI(今回はGoogleのGeminiを使用)に読み込ませ、内容を分析してみると、新たな発見がたくさんありました。
例えば、インタビューで語られたクライアントの言葉と、私が普段意識していることの間にあるギャップや、私自身の強みや弱みを、客観的に把握することができました。

また、セッション内容を文字起こししてAIに分析させることで、セッションの改善点を見つけることも可能になりました。

インタビュー動画やセッション動画は、私にとって、貴重なデータです。
それを文字情報に変換し、さらにAIの力を借りて分析することで、コーチングの質を飛躍的に向上させることができます。

欲しい方はまとめた資料(PDF)を差し上げます

今回紹介した方法は、決して難しいものではありません。
しかし、ここまで辿り着くには、それなりの時間と試行錯誤が必要でした。

もし、あなたがコーチとして、より効率的に活動し、スキルアップを目指しているのであれば、この方法がきっと役に立つはずです。

私が最後にたどり着いたこのスクリプトの作成方法、タイムラインが入っていない文字情報として生成し直すこと、このプロセスは共有しておくと非常にメリットがあるかなと思います。

そこで、今回、この記事で紹介した内容をまとめたPDF資料をご用意しました。
必要な方は、下記のフォームからご登録いただければ、無料でプレゼントいたします。

ちなみに、今回紹介した方法で、ツールの費用は一切かかっていません。
生成AIについても、Google AI Studio経由でGeminiを使用しているので、無料で使うことができます。
すべて無料で完結できる点は、大きなメリットだと感じています。

この情報が、あなたのコーチング活動のお役に立てれば、これほど嬉しいことはありません。
一緒に、コーチとしての未来を切り拓いていきましょう!

【PDF資料プレゼント】
<内容>
セッションの感想を動画で撮らせてもらった内容を、文字情報に転換して、AIで活用するまでの準備の仕方

・youtubeのスクリプト機能からテキストデータをコピペするとタイムライン 例(10:32) が一緒についてきます。
このタイムラインを削除して、スクリプトだけの状態にする方法です。
・全て無料のツールを使ったやり方です

対象者:IT苦手な方、コーチ
対象外の方:IT得意な方は上記の文章読めばわかると思います

追伸:実はこの先でAIになんという質問をしていくか?というポイントが重要なんですが、必要な方はプレゼント登録して置いてください。メッセージをいただければ、私の持っているものをシェアさせていただきます
AI勉強している人は対象外となります(笑)
必要ないと思いますので

(登録フォームへのリンクを挿入)


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この記事を書いた人

時代にマッチした人生デザインを支援するコーチ
創造的問題解決手法(フューチャーマッピング)と葛藤を統合することで本当の自分を取り戻す(ストレスクリアコーチング)を通じて、生活の質の向上・現実変化に貢献していきます。AI(ChatGPT他)、占星術、タロットも活用します。

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